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 正しい”辞め方”

   転職成功の秘訣は”円満退職”である。そのためには非常識な言動、ルール違反、マナー違反は避けるべし。例えばドラマや映画であるような「退職願」を同僚のいる前で社長や上司に突きつけるなどはもっての他。誰よりも先に直属の上司に伝えるのが基本。ということは上司に口頭で伝えることが得策だ。

   上司と二人だけの環境を作るにはどうすればいいか。それは上司が少し手が空いた折を見計らって「一身上のことで、少しご相談したいことがあるのですが・・・」と言えば、「じゃあ向こうで・・・」となるはず。決して酒席で言うべきでもない。しらふで第三者に聞かれないところで行うのがやはり基本だ。

   また上司との間で”退職”が決まった後でも、職場の同僚に「もう退職することが決まったから・・・」というのはNG。もともと社員の退職の発表は後任や引継ぎなどを考慮し、会社側が行うもの。当然、取引先に自分の方から退職について話すのもダメ。辞めるときこそ慎重に。


 引止め工作を防止するには?

   退職意思の伝え方は重要だ。表現を間違えると辞めれなくなるからだ。迷っているような印象を持たせることがないよう穏やかに、けれどしっかりとした口調で話そう。

   絶対に避けたいのは、退職理由として給与や待遇、人間関係など職場への不満を言うこと。マナー違反だし、会社への不満が改善されるようなら辞められなくなる。

   また辞められなくなる理由で多いのが、最初のプランニングの失敗が挙げられる。退職時期が繁忙期や引継ぎ後任などの予定が立たない時期に辞めたい意思を伝えても聞かれないことが多い。「法律では2週間前だから」とか「会社の規定では1ヶ月前だから」と言って原則論を主張しても円満な退職は望めない。


 退職時に返すもの・受け取るもの


会社に返却するもの


           ● 社員であることを証明するもの

             □ 身分証明書(社員証)、記章、名刺

             □ 健康保険被保険者証

           ● 会社から貸与されているもの

             □ 社屋や作業所、社用車などの鍵

             □ 制服、制帽、作業服

             □ 作業用機器や工具、道具類

             □ 通勤定期券

           ● 社費で購入したもの

             □ 書籍や雑誌、パソコン用品類

             □ 文房具、事務用品、役職


           ● 保管・使用(作成)していたもの

             □ 収集した各種資料、データなど

             □ 作成した調査報告書、企画書、図面など

             □ 得意先などから受け取った名刺


 

 会社から受け取るもの

             □ 雇用保険被保険者証

             □ 年金手帳(会社が一括管理している場合)

             □ 離職票−1,2(退職日にはもらえない。翌日以降10日以内に発行される)

             □ 源泉徴収表